高速道路の現場で、多様な地下構造物の施工に携わる。

入社後大阪支店に配属となり初めて携わったのが、大阪の第二京阪道路橋梁下部工事です。後日、竣工した現場を見る機会があったのですが、新人の頃のいろんな思い出が蘇ってきました。道具の名前すら知らないのに、いきなり「監督」と呼ばれて戸惑ったこと。工事が進むにつれて、仕事にも関西弁にもなじんで、自信がついていったことなど、ほんのわずか前のことなのに感慨深いです。そして、現在は首都高中央環状新宿線の現場で、本線、ジャンクション、出入口など、様々な地下構造物の施工を担当しています。各職長さんと一週間あるいは月間の工程表を見ながら相談し、工事を割り振って、工程に間に合うように調整していきます。この仕事でむずかしいのは、スケジュール調整を失敗して職人さんや重機を遊ばせてしまう「手待ち」、出来たものを造り直す「手直し」など、小さな判断ミスによって、大きな損失につながる場合があることです。人間だから、どうしても間違いはあります。ですから現場では担当職員だけではなく、できるだけ多く目で確認することによって些細なミスも見逃さぬよう、二重三重のチェック体制を以って品質確保に万全を期しています。
土木の面白さは、二度と同じものは造れないこと。

以前の自分を振り返って思うのですが、人から言われた通りにやったり、図面通りに測量したり、それで満足して視野もすごく狭かった。最近では、どうしたらコストを抑えられるだろうとか、もっとやり易い方法はないかと、いつの間にか知恵を絞っている自分がいます。上司をはじめ、周囲の人たちの行動を見て、話に耳を傾けるうちに、おのずと視野が広がってきたように思えます。
それは、人の上下を気にすることなく、自分の意見がぶつけられる職場環境のおかげかもしれません。経験の浅い私の意見でも間違っていなければ取り入れてもらえたり、仮に間違っていても、まずは話を聞いてくれる余裕が、ハザマにはあります。日頃の上司や職人さんたちの姿勢からも学ぶことは多いです。
たとえ同じ造り方をしても、二度と同じものは造れない。まして、自然環境によって生み出された地形に合わせて造るから、同じものはひとつとして存在しない。それが土木の面白さです。地図を眺めるのが好きな私は、道を造っていても楽しいのに、その道を地図に載せてもらえるのです。この楽しさを、ハザマで一緒に味わいませんか。